この記事は、こんな方におすすめ!
・誰がどこを作ったかのログが見たい!
・データベースへの負担を軽減したいけど何が原因かわからない!


今回は、こんなときに役立つモジュールを2つ紹介したいと思います。
Watchdog(ウォッチドック)モジュール 
https://docs.acquia.com/cloud-platform/monitor/logs/drupal-watchdog/

Syslog(シスログ)モジュール
https://www.drupal.org/docs/8/core/modules/syslog/overview

機能:
・ユーザーの行動を追跡する
・誰がいつどこのページにアクセスしたのかを明示してくれる
何か問題が起こったときや、バグの原因追及などをする際に非常に活躍してくれます!
 

メリット・デメリット

それではそれぞれのモジュールのメリット・デメリットを見ていきましょう!
Watchdogモジュール
管理画面より、レポート>最近のログメッセージ で閲覧可能です。

メリット
・管理画面からログの詳細を閲覧可能
・いつ、誰が、何をしたか、がテーブルでわかりやすく記述されているので比較的ユーザーフレンドリー
デメリット
・匿名ユーザーを含む全てのユーザーの動きをデータベースに保存していくので膨大な量のログをデータベースが処理することになる
=>サイトのページ速度を落とす原因になりうる。















ログの種類もタイプや重要度などに分かれており、わかりやすいレイアウトになってますね。
紹介したようなデメリットもありますが、サイトの規模が比較的中・小規模の場合はこちらでも全然いいと個人的には思います!

Syslogモジュール
拡張機能よりSyslogモジュールをOnにする.この時にWatchdogをOffにしないと二重でログが溜まってしまいますのでご注意ください!

メリット
・ログの格納場所がデータベースではないのでサイトの表示スピードが遅くなったりなどのトラブルを軽減できる。
・ログの種類を分けて別々のファイルに入れることも可能。柔軟性が優れている。
デメリット
・SSH接続でログを見にいくので、ユーザーフレドリーではない。
・クライアントがログを閲覧したい場合、理解してもらうための説明が複雑になる。
Drupalはデータベースにほとんど全ての情報を格納しているのでそこへの負荷が軽くなるのは嬉しいですね!

ちなみに、個人的におすすめなのはSyslogモジュールです!
慣れるとWatchdogと同じような情報は得ることができますのでぜひトライしてみてください!!
https://www.drupal.org/docs/8/core/modules/syslog/overview

今回は、Drupalでのログの見方の紹介でした。
少しでもDrupalに興味を持った方は他の記事や、こちらのサイトもチェックしてみてください!
http://acret.jp/
弊社は、10年以上Drupalの経験があります!