Metatag

metaタグとは、サイトの説明やキーワードなど、検索エンジンに対して情報を提供するものです。
Metatagモジュールを利用することで、metaタグの他、SEOで最も重要と言われているページタイトルの設定を簡単に行うことができるようになります。
また、昨今のWebプロモーションでは欠かせないSNSのOGP設定までこのモジュールで行うことができるのです!!

実装方法

1. 使用するモジュール

Metatag
Token

Tokenモジュールを利用することで、サイトやページの情報を動的に取得して利用することができるようになります。

2.設定方法

上記2つのモジュールをインストールした後、Metaタグを設定したい項目にチェックを入れて有効化します。

Metatagモジュールの有効化

 

メタタグの設定ページへ移動すると、サイト全体のグローバルな設定や、コンテンツタイプごとの設定などを行うことができます。

 

Metatagの設定

 

設定したいMetaタグの編集ページに入ると、先ほどチェックを入れて有効化した項目のMetaタグの設定が行えます。
MetatagモジュールとあわせてインストールしたTokenモジュールを利用することで、サイト名やサイトスローガン、ページのタイトルやURLなどを取得して、動的なMetaタグを設定できるようになります。

Metatagの設定 - 詳細

 

これで、ベースの設定は完了です。
新規ページを作成した際も、これらの設定から自動的にMetaタグやOGPが作成されます。

さらに、ベースで設定したMetaタグやOGPはページの編集画面から簡単に編集することができるので、LPなどの特殊なページには、独自のMetaタグを作成することができます。

Simple XML Sitemap

Sitemap.xml(XMLサイトマップ )とは、検索エンジン向けにサイト内のWebページをリストアップして伝えるためのファイルです。
このXMLファイル(sitemap.xml)を提供することで、検索エンジンへのクローラーがページをクロールしやすくなり、インデックスを促進する効果が期待できます。

実装方法

1. 使用するモジュール

Simple XML Sitemap

2.設定方法

モジュールをイントールして、有効化します。

サイトマップの設定ページへ移動すると、サイトマップの更新頻度や最大リンク数などを設定することができます。

XMLサイトマップの設定

 

あとは、xmlサイトマップにリストアップしたいページを、コンテンツタイプやviewsごとに指定して、それぞれの優先度を設定するだけです。

XMLサイトマップの設定XML ー 詳細

 

これで、https://example.com/sitemap.xml(example.comは各サイトのドメイン)というXMLファイルが作成され、設定した頻度で更新され自動的に検索エンジンに送信されます。

 

これらのモジュールは、サイト制作の際に設定をしてしまえば、サイトを日々運用していくにあたり特別な作業をしなくても、Drupalがタグの作成、ファイルの更新、送信まで全て自動的に処理してくれます。

 

今回は一例としてSEO関連のモジュールをご紹介しましたが、このようにあらゆる機能の強力なモジュールがあることが、Drupalが多くの企業・政府機関・団体に採用される所以なのだと思います。