こんにちは。アクレットのフロントエンドエンジニア、田中です。

Webサイトに侵入しようとするボットのスパムコメントへの対策は十分に行われていますか?
今回はReCAPCHAモジュールについてご紹介していきます。

  • Webformへのスパム登録に手を焼いている、、、
  • ReCAPCHAの実装って手間がかかるの?

など、疑問に思われている方は目を通してみてください!

そもそもキャプチャとは人間とロボットを区別し、スパムや悪用からサイトを保護してくれます。
認証情報スタッフィング、アカウントの乗っ取り(ATO)、自動アカウント作成など、サイトでの他の種類の不正行為を検出できます。

Drupal 8には、CapchaやReCAPCHAなどモジュールが多数ありますが、今回はReCAPCHAモジュールについて解説します。
(視覚障害をお持ちの方へも配慮されていて、よりユーザーフレンドリーです!)

 

①まず最初に、下記2つのモジュールをダウンロード+有効化してください。

  1. CAPCHA | https://www.drupal.org/project/captcha
  2. ReCAPCHA | https://www.drupal.org/project/recaptcha

②admin/modulesページから「recapcha」を検索し、赤枠で囲んだ「構成」に進むか、

ReCAPCHAインストール

 環境設定から赤枠の「CAPTCHA module settings」をクリックし、モジュール設定ページへ進みます。

ReCAPCHAインストール

Google reCAPCHA側の設定を行います。

 「新しいサイトを登録する」に進み、 Google reCAPCHA

  • ラベル:サイト名などの判別しやすい名前
  • ReCAPCHAタイプ:reCAPCHA v3を選択
  • ドメイン:サイトドメイン

 の項目をすべて入力し終わったら、reCAPCHA利用条件を読んで同意するにチェックを入れ、「送信」を押します。

 サイトキー、シークレットキーが発行されるので、コピーしておきます。ReCAPCHAサイトキー

④先程のDrupalの管理画面に戻り、reCAPCHAのタブを開きます。

 ③でコピーしたサイトキーとシークレットキーをペーストし「設定を保存」を押すとGoogle reCAPCHAとのAPI連携が完了です。

ReCAPCHA管理画面

⑤同じくReCAPCHAモジュール管理画面内のCAPTCHA Settingsのタブを開きます。

 標準の設問形式の箇所を「reCAPTCHA(モジュールrecaptcha提供)」に選択し、設定に進みます。

ReCAPCHA管理画面

⑥フォーム設定のタブに進み、表示させたいページを「有効」にします。

反映が完了しました!管理画面へのログインページにReCAPCHAを実装できました。

ログイン画面-反映後